敷金と礼金に関する豆知識
賃貸契約を結ぶと、不動産屋に支払う仲介手数料のほか、敷金を請求されます。敷金は、通常家賃の1ヶ月か2ヶ月分で、賃貸人から請求されたら支払わなければなりません。敷金は、家賃滞納があった場合の穴埋めに使われるほか、退去時に必要となる部屋の修繕費用として補填されます。経年劣化による部屋の傷みについては、敷金で補修する義務は生じませんが、賃借人の故意・過失による瑕疵は敷金を使って補修することになるのです。地域によっては、敷金と呼ばず、保証金という名目で請求されることもあります。
一方、礼金は法的な規定がなく、礼金を求めない物件も少なくありません。礼金が設定されている物件でも、交渉によっては礼金ゼロにすることも可能です。
ペット可物件のメリットと注意点
ペット可の賃貸物件はかなり増えました。ペット可物件を借りれば、ペットの臭いやペットによる壁や床の引っ掻き傷なども退去時に大目に見てもらえます。愛犬家や愛猫家は、建物の傷みを気にすることなくペットを飼えるのです。築年数が長く、解体を待つ物件の中には、ペット可物件が多く見られます。壁や床を傷付けられても、取り壊すだけだから問題ないというわけです。一方、ペット可物件として建てられた新しい建物は、壁や床に特殊な素材が使われており、犬や猫が引っ掻いても傷が残りません。
ただし、このようなペット可物件は、ペットのための好条件が揃っている一方、間取りや環境が同程度の賃貸物件と比べて家賃が高くなる点に注意しましょう。
旭川の賃貸は、浴室乾燥機が完備されている物件も多く、雨天時などの洗濯物を乾かす際のストレスを軽減することができます。